日本の最良のアートを見せる
今年で第5回目の開催となりますが、これまで「見るから買う」のキャンペーンを行ってきて、たくさんの人にご来場いただきコレクターの裾野が広がりました。「美術=美術館で見るもの」という意識がありましたが、男女を問わず若い人が増え、これ位の値段で買えるんだというように、「買う」という意識が目覚めてきたようです。買う気満々で来られるお客さんがほとんどです。一般的に、アートの値段は分かりにくいものですが、作品をたくさん見ることによって、段々分かってきたことも一因です。
今年の目玉としては現代アートの若手ギャラリーが出展するセクション「PROJECTS」の設置です。インフォメーションの両脇に設けられ、国際色も豊かに開廊5年以内の若手画廊の力量が試されるところです。
近年、中国、台湾、韓国からのお客さんも多く、作家名で買うのでなく、いいものと感じ琴線に触れた作品であれば躊躇なく買っていかれます。諸外国からも「日本のアートは安くてクオリティーが高い」と評価されています。
現在、世界各地でアートフェアが開かれていますが、その中からアートフェア東京を選んで来ていただくための理由が必要だと思います。「ここに来れば日本の最良のアートを見ることが出来る」と思っていただくために、これからも努力していきます。
また東京全体で盛り上がっていきたいです。お客さんにとってみればアートフェアの一ヵ所だけでなく、あれも見たいこれも見たいとなるのは当然のこと。アート関係の諸々が連動し、「桜の季節はアートを買いに東京へ行こう」という雰囲気を作っていきたいと思います。 |